わたしにとっての幸せ
彼はバカだ。
何にもわかっちゃいない。
そろそろ彼とのエピソードの続きを書かなければと思っていたのに、彼のことを思うとこの言葉が出てきて仕方がなかった。
先週のわたしはご機嫌斜めだった。
もう機嫌を直したからこんな可愛らしい表現をしているけれど、その当時は
「チッ!あのクソ男がーーー!」
と、いつだか自分の秘書に対する暴言で大バッシングを浴びた、あの女性議員のような声が自分の心の中でもこだましていた。
彼の鈍感さにはほとほと疲れる時がある。
先週のわたしはコンビニで彼からのLINEの返信を見た。
最後の部分に
「返信は明日にでお願い!」
↑なんだか変な日本語だが、恐らく一言一句間違えてはいない。
わたしは変なところで記憶力がいいからだ。
興味のあること、興味のある人が言ったことはだいたい覚えている。
しかし、困ったことに「○○までにこれを持ってきてください」とか「支払いは○日までです」
といった生活面で大事なことはすっぽ抜ける。
子供時代のもう仲良くない友達の誕生日まで覚えているのに、、なぜ、、( ̄▽ ̄;)
このブログを書くこと以外では生活に役立ちもしないであろう記憶力が、わたしの取り柄である。。。
話を戻すとしよう。笑
さっきの「返信は明日にでお願い!」
とはつまりこういう意味だ。
「これから彼女と過ごすから返信はしないでほしい。怪しまれると嫌だから明日にお願いします。」
と、いうことだ。
なーーーんてひどいことだろう!
彼としては言葉のまんまの意味しか持たせていないつもりだろうし、わたしと彼がただの友達だったらわたしがこんな気持ちになることも一切ない。
でも、わたしがこの状況でそこを察してしまうことがなぜわからんのじゃ(°Д°)!!!
一緒に住んでる彼女がいてもなお、好きでい続けることを選んだのはこのわたしだ。
それは重々承知しているけれども、、
わたしが繊細な感性を持っていること、ことにこういうことに関しては勘が冴えまくっていること、、
それを知っていて「ごめんね」の一言もない上に、結局次の日になっても連絡をくれなかったことにめちゃくちゃ腹を立てていた。
それで、冒頭の言葉になる。
この鈍感男といると、自分の持っているありとあらゆるエゴを打ち砕かなければならないと痛感する。
この数ヵ月の間にも沢山自分のプライドを崩され、本音に正直になり、、と進んできたけれども
またひとつ手放さなければならないようだ。
自分にとって大事なことはなんだろう?
このまま行くと、わたしは世間から見た幸せの形からは外れてしまう。
でも、だからといって好きな人を諦めてしまうのはわたしじゃない。
人は一人の人しか愛せない。
↑これは一体誰が始めたルールなんだろう?
わたしは結婚がしたくて恋愛をしたではない。
また、恋愛がしたくて人を好きになったわけでもない。
その人が好きだから。
それだけの理由だ。
結婚がしたい、、楽しい恋愛がしたい、、
だったらさっさと諦めればいいと思う。
それを叶えてくれそうな、可能性の大きな人から選んでいけばいいと思う。
でも、わたしにとっての幸せはそこにはない。
わたしにとっての恋はそういうものじゃない。
当たり前だけれども、その人の代わりは誰にもできない。
世界でたった一人。誰でもそうだけれども。。
彼のことを散々バカ呼ばわりしているけれど、人様から見て誰が一番バカなのかはわかっている。
なんでこの人を好きになってしまったのかはわたしにもわからない。笑
理屈っぽく好きなところを並べることもできるけれど、好きという感情は突き詰めても結局最後は好きだから、に行き着いてしまう。
そういうものだ。
もしかしたらわたし、これからも悲しい思いをするかもしれない。
でもそれは彼を好きでなかったとしても、生きてりゃ必ず味わう感情だ。
そもそも悲しいとか嬉しいとか、感じることは自分でコントロールするものではない。
それを感じてどう対処するか?は自分次第だけれども。
喜びが大きければ悲しみも大きくなる。
あまり色味のない世界で生きるより、わたしは彩り豊かな世界で生きたい。
人の幸せなんて何が正解かその人にしかわからない。
わたしにとっての『本当の幸せ』は気持ちに素直に生きることだ。
そこには彼の彼女とか、彼がどう思うかも正直なところ関係ない。
わたしは愛されたい。
それは純粋な望みだ。
でも、わたし自身の幸せは人に左右されない。
前まで、「このまま彼女がいたらわたしは、、」とどこか不安になっていたけれど
それももう諦める。笑
とてもいい意味で、だ。
未来の自分がどうしているかはわからない。
世間から見てどうかは知らないけれど、
わたしは絶対に幸せであるということは確かだ。