甦る未来構想
自分にも夢があったことを思い出した。
ワクワクすること、やりたかったこと、生きがい、、
忘れかけてたそんなものを、わたしは今日のおしゃべりで甦らせた。
わりと最近できた夢だったのに、忘れちゃってたなぁ、、。
ここ最近やりたいことも特になく、彼に意識を飛ばしては一喜一憂してた。
彼はまめな人で、わたしの長いLINEにも付き合ってくれる。忙しいのにありがとうといつもなら思えるのに、どうしても返事が返ってこない日はいろんなことを考えてしまう、、
ねぇ!一緒に住んでるからってなんでこんなに返信できないの?
どーせ彼女とお風呂とかも一緒に入ってるんでしょ!!
と、時たまヒステリックな女の声が心の中で響いてくる。(恥)
もともとわたしはまめじゃないし、LINEもメールも放置しがちだったのに、、
あれ?
全然相手に依存する女の子でもなかったし週一回会えたら満足できるタイプでもあったのに(←それは冷め気味なのかもしれないけど)彼と次いつ会えるのかわからないと不安になってしまう、、
あれれ??
なんかおかしくない???
こんなの、わたしじゃない、、
わたしってもっと気持ちは自立してて、自分は自分が幸せにするものだと思ってて、今の一瞬一瞬を楽しむとっても自由な存在だったはずなのに、、
今のわたしは全然違う!!
彼の行動によってわたしは幸にも不幸にもなりうる、、危うい存在になってしまっている。
これに気がついた。
わたしの世界は随分と狭くなってしまった。そしてそのほとんどを彼のことが占めている。
本当はもっと、わたしの世界って広かったよね、、、?
今日は久々に店長に会ってきた。
彼女は今年35歳になったと言うが、彼女を知らない人は25歳と言われても絶対信じる。まさに『女の子』って感じの、可愛らしい人だ。
わたしもわりと童顔で歳を取らないタイプだけれど、もしかしたら抜かされちゃうときがあるんじゃないかな?とさえ思うときもある。笑
いきいきとしていて自分の気持ちに素直に生きている人は、もしかしたら見た目も歳を取らないのかもしれない。この人を見ているとそうと思う。
彼女とは1、2年前まで一緒に働いていた。だから今でも店長と呼んでいる。
漢字は違うけれど、彼女の名前も『まり』。
わたしたちはもともと似ているタイプなのかもしれない。
人の気持ちを察してしまい、ノーと言うのが苦手。そんでもって、厳しい親の躾に沿って生きてきた、、
けれど、ある程度の年になって
「なんでこんなに生きづらいんだろう、、?」
という壁にぶち当たる。
「そうだ、自分の気持ちに聞いてこなかったからだ」
と、そこで初めて気づいて人生が動き出す。。
お互いそんな道を辿ってきたようだ。
思うにある程度自分の気持ちも表現できて、ノーとも言えて、、という人はあまり大きな壁にもぶち当たらないし、とんでもなく辛い目にも合わない。
一見良いことのようだけれども、人生の大きなターニングポイントっていうのも掴みにくい気がする。
わたしは長い間「なんで自分はこんなに生きづらくなっちゃうのかな?」と思ってきたけれど、逆にそれは気づきのチャンスを貰ったということなのかもしれない。
今ではそう捉えている。
店長とはいろんなことを話す。仕事、恋愛、お金、、でも、よくある女子同士の『共感して欲しいだけの愚痴』みたいなことはあんまり話さないかもしれない。
愚痴って本当に解決する気もなければ、それに対して自分が行動しようとも思ってないし、だからといって自分の気持ちにきっぱり折り合いつけて頑張ろう!ってわけでもない時に出るものだ。
どんなに店長の旦那さんが変わり者で、どんなにわたしの彼が鈍感な人だろうが
結局、その人が好きで『その人と一緒にいる』という選択をしているのは他の誰でもない『自分自身』だと、
自分で選んだ道だとわかっているからだと思う。
そういえばこれを書いてて思ったけれど、前に比べて愚痴らなくなったような気がする。わたし、愚痴とぼやきの多い人間だったのに。笑
「自分が本当はどう思っていて、本当はどうしたいのか?」
それが一番大事なことだとわかっているから、店長といろんなことを話すのは本当に、本当に楽しい。
一緒にいると沢山アイデアが浮かんできて、いろんなことに気づける。
話しているうちにワクワクしてきて、
「わたし、店長と一緒にやってみたいことがあったんだ、、!」
そう思い出した途端、心にザワザワザワ~と見えない波が押し寄せてきてちょっと鳥肌がだった。
わたしの好きな双子のお姉ちゃん達が書いた本にも出てきたフレーズを思い出す。
「鳥肌は嘘をつかない」
、、、これだ!!本物だよ!の合図!!
そうだそうだ、これだ!わたし一人の夢でもあったけど、二人でやってみたら絶対楽しいって前から思ってたんだった!!
前から軽ーくお誘いみたいなことは言ってきたが、今日はハッキリと伝えてみたい!
「店長!わたし、店長と講演会みたいなのやってみたいです!」
と、わたしの口から飛び出した。
つづく。