『普通』はすごい!

わたしは今、とってもワクワクしている✨

久々に買い物をした。

 

ついにKindleAmazonで購入したのだ!

店長にお勧めされてからすぐに買えばセールで半額くらいで買えたのに、わたしはそのタイミングを逃した、、。

定価で買うのはなぁ、、と思っていたが、あまり物欲のないわたしがもうかれこれ1ヶ月近く悩んでいる。早くいろんな本をどこでも読める読書ライフをスタートさせたい!!

 

お金はなるべく使わないのが良いことだ!としている人も多いが、わたしは欲しいと思っときに手に入れられること自体も大きな価値だと思っている。お金は自分が本当に価値を感じることに使うことが一番だ。

 

と、いうわけで定価で購入したのである。笑

 

無料お急ぎ便で 一昨日届くはずだったのに待てど暮らせど来ない、、

「ありゃ?どうなっちゃったの、Amazonさん!」

ってことで確認してみたら、カートに入れただけで決済が途中までしか進んでいなかったのだ!なんてこった!笑

 

ってなわけで、期待の電子書籍はついに今日届くのである✨

 

 

 

子供の頃は好きだったが、最近は全然出かけていなかった本の世界へもう一回旅に出よう!という感じだ。笑

 

 

 

それと、スマホでブログを書くのに折り畳み式のキーボードも買った!

わたしは自分のパソコンを持っていないのでこれもスマホで書いているのだが、、どうもスマホでの文字入力は何年経っても苦手である。

 

そして何より、肩が凝る。

と、相談したらこれも店長がお勧めしてくれた。

 

完全に店長に感化されているわたし。

 

店長が見せてくれたローズピンクのメタリックなキーボードにときめいてしまったのだ。笑

 

 

わかっていても人様が持っているものはことさら輝いて魅力的に見えるのだから、仕方がないものだ。

 

 

それは物に限ったことでもない。

 

 

昨日の話に繋がるけれど、自分が当たり前に出来ることは無意識すぎて何とも思わないが、人の得意なことはとても眩しく感じる。

 

自分なんて何にもできない、、

 

わたし自身が前までものすごく人の評価を気にしてしまうタイプだったから、そう感じてしまう人の気持ちも痛いほどよくわかる。

 

うっかりすると今でも勝手に比べて落ちこみかねない。。

 

 

 

 

 

先日、店長の口からも「わたしなんて何にも出来ないからさぁ、、」

と出てきたときは流石にびっくりした。

 

 

店長は可愛らしいルックスにとびきりいい笑顔で、わたしは時たま心の中で『接客の神さま』と呼んでいた。

それはもちろん見た目から言っているだけではない。すごく頭の回転が早いというか、、機転が利くのだ。

 

わたし達が働いていたのは駅ナカのお店で、とても沢山の、そしてとてもいろんなタイプの方がいらっしゃる所だった。

 

クレーマーというわけではないけれど、いつだかこんなお客さまがいらした。

イートインスペースで「このお店暑すぎるよー!なんとかならないの?」とお声がかかった。

 

でももう冷房はMAXでかけているし、他のお店の調理場の関係もあってこれ以上は気温を下げられない。

でもなんだかあのお客さん、機嫌悪そうで事情を説明するのが難しそうだなぁ、、。

 

と思って店長に声をかけたら、丁寧に事情を説明した後、コップにいっぱいの氷を入れてお客さんの所まで持って行った。

「冷房はもう下げられないんですけど、氷だったら沢山あるのでよかったらこれで熱を冷ましてくださいね。」

的なことをもっと上手な言い回しで伝えていた。笑

 

そしたらお店のみんなが厄介なお客さまだと思っていたのに、機嫌を良くして帰っていったのだ!!

 

す、すごい。。

 

他にも彼女が店頭に立つとしょっちゅう

「まぁ!いい笑顔ね!」

と、いろんなおばさん達に声をかけられていたし、

彼女がお勧めするとお客さんは大抵

「じゃあ、それもちょうだい!」と笑顔で購入してくれた。

 

接客が好きでやっているのが伝わってくる接客のプロ。『接客の神様』だった。

 

 

 

隣で仕事ぶりを見ていたから彼女のことは他にも沢山出てくる。

 

店長はいつも「いかにみんなが楽しく働けるお店を作るか?」をモットーに仕事をしていたように感じる。

 

売上とか、数字とか、達成しなきゃいけないものももちろんある。誰もが楽しく仕事が出来たらサイコーだとは思っているけど、みんなここでつまづくんだと思う。

 

でも店長は発想が豊かというか、アイデアを出すのも上手だった。

 

いかにみんなが楽しく働けて、尚且つお客さんも喜んでくれるか?

という点からスタートさせて、予想以上、、というか期待していなかった数字までバッチリ出す。

 

 

しかし、バリバリガツガツ働くタイプではない、笑い方も「うふふふふ~♪笑」

初めて仕事で会った人はみんな少々たじろぐ、いや、かなりたじろぐ。

一生女の子!って感じの、ブリッ子ともとれる、、

まぁ言ってしまえばかなり変わっているタイプの店長がこれを成し遂げてしまうから、周囲の人間はさらに驚く。笑

 

 

それが社内にも認められていて、色んな場面で表彰されたり、発表の機会をもらえていたり、、。

 

仕事でこんなにも評価されているのに

 

 

「わたしなんて何にも出来ないからさぁ、、」

 

なんて言い出すから、わたしは

 

「え、、店長、何言っちゃってるんですか??笑」

 

 

となる。至極当たり前のことである。

 

仕事のこと以外にも、

どんな場面でも楽しむ方法を見つけられること、

ラクルの起こし方を自分で発見したこと、

人の良いところに目を向けられること、

どんなときもシリアスにならないこと、

共感力が高いこと、、

 

他にも沢山あるけれど、

 

あなたが無意識にやっている全てが人から見てすごい部分なんですよ!!!

 

とその場で力説したが、人は誰でも自分のすごい部分というのは気づきにくいものだ。

 

 

 

【自分のすごいところ=普通にできる当たり前のこと】

 

だから。

 

 

それは彼にも多いに当てはまる。

 

 

彼も全くといって言いほど自分の良さを理解していない。

 

 

わたしはその人を見ただけでどういう人かわかることがある。

(これも普通のことだと思っていたら人から見ると案外普通のことではないらしい。笑)

 

彼のことが好きだからよく見えるんでしょ!と突っ込まれるだろうが、彼がどういう人かは始めて見た時から感覚的にわかっていた。

 

不思議な感覚 - sonomari’s blog

 

↑『不思議な感覚』の記事でも書いたが、中学生の時からとても平和な空気を醸している人だった。

そして、話したこともないのにこんなこともパッと見でわかった。

 

「あ、この人、いつもわたしが居たいところに居られる人だ」

 

と直感的に思った。

 

 

わたしはもともと人の反応がとても気になるタイプ。心の芯がブレやすいというか、そもそも数年前まで自分の心に芯なんてなかったかもしれない。

目の前の人が権威のある人だったり自分より上だと思ったら心の中までペコペコしてしまい、立場が自分より下だと思ったら態度には出さないけれど相手を軽んじたり、、。

 

仲の良い友達は「全然そんなことないよ!」って言ってくれたけれど、実際わたしはサイテーな奴だった。今でもサイテーな部分があるけれど、前まではもっとしょーもない人間だった。

 

それに気づいては

自分ってなんでこうなんだろう、、。人の顔色伺ったり、目の前にいる人によって自分の気持ちが右往左往しちゃう、、。疲れるし、自分の浅はかさを感じてすごく嫌。。

 

と自己嫌悪に陥る。子供の頃からそうだった。

 

 

これは恨み節になってしまうが、権威っていうものを尊重し、『人から見ての普通』を死守しようとする父にも影響を受けていたかもしれない。

 

もともとノーというのが苦手なわたしは、幼い頃からブレにブレ、行動だけでなく心まで流されてしまうことが常だった。

 

 

 

そんな人間から見て、いつも『自分にとって普通の場所』に心を置いて微笑んでいる、彼のような存在はとてつもなく羨ましく感じた。

 

ものは捉えようなので、わたしのこういった部分も同じような気持ちの人に寄り添えたり、転換次第でいくらでもプラスにもなる。

 

でも、本人がどういたら心地良いか?という点で見たら、やっぱり彼のように在りたい。

 

 

人から見てどうこう、じゃなくて

なーんにも意識しないで、ゆったりといられる心の場所。

そこがわたしの『いつもいたい場所』であり、彼がいるであろう場所だった。

 

子供の頃のわたしは話したこともないのにそれを感じ取っていた。

 

 

そして最近ようやく、それがこういうことだったと言葉に出来るようになった。

 

 

しかし、いかんせんわたしの語彙力が乏しいのか、彼の理解力が乏しいのか、、

「普通がいいなんてまりは変わってるね!笑」とか

「そんな所を褒めてくれるのまりくらいだよー。笑」

 

と、全然響いていない。笑

 

 

ぐぬぬ、、なんと伝えたら良いものか(-""-;)

 

 

わたしは短い文章で意思を伝えたり、会話で意思疏通をするのは苦手ではないけれど

やっぱりこうやって文章を書く方がしっくり来る。

 

だからこうやって彼の素晴らしいところをわかってほしくて書いている。

 

 

自分はこういうことが出来ます!得意です!

と、人にはっきり言えるようなことももちろん素晴らしい。

 

でもそんな、履歴書の自己PRで書くような分かりやすい部分じゃなくて

 

『心の持ちよう』とか『人としての在り方』ってなかなか真似できることじゃない、持って生まれたものだと思う。

 

彼は決して派手なタイプではない。本人の口からでさえ「俺なんか、、」とか「優しいくらいしか取り柄がない」なんて言葉が出てくるくらいだ。

 

でも、どうかわかってほしい。

 

あなたの良いところはそんな表面的な部分じゃなくて、もっと深いところにある。

どんなことがあっても変わることのない素晴らしいものを持っているんだよ。

 

 

 

 

 

 

そのまんまで十分すぎるくらいに素晴らしい、そう心から思えたら

あなたの世界はもっと大きく回りだす。

これを読んでくれるすべての人にもそう言いたい。

 

 

 

普通はすごいんだぞっ!!

 

 

 

つづく。