プレゼント
今日の仕事終わりに職場を出たらこんな景色が目に入ってきた。
そしてその瞬間に「プレゼント」という言葉がわたしの中に湧いてきた。
数年前まで当たり前と思っていたが、自分には他人から見たら少し不思議な感覚がある。
ふと星空や景色を見たときにもっと長い言葉が湧いてきたり(降りてくるって言った方がしっくりくるかな?)
目の前の人が自覚してもいないような感情が自分の中に飛び込んできたり、、
あとは、、、
今までわからなかったことが感覚として急に繋がったり、無心で作業している最中にも言葉が降りてきて理解できるようになったり、、。
彼に気味悪がられたら嫌だなぁ、、と思って今までそういうことにはあまり触れずに来たけど、まぁいっかーと思えるようになったので今日はそんなことにも触れてみようと思う。
パッと目に入ったその景色がとても綺麗で、平たく言うと感動したのだ。
写真ではあまり伝わらないかもしれないけれど、その色がとても力強く燃える炎のようにも感じて、内側から込み上げるものを感じた。
見せてくれてありがとう。。
わたしは空が好きでよく見上げる。
雲の形、空の色、、当たり前だけど、同じものを見ることは二度とできない。
あぁ、この瞬間にしか見られない空をこんなに綺麗に見せてくれてありがとう。
何に対して?と言うと、全てに対してかな、、
いつからか自然とこう思うようになった。
今日湧いてきた「プレゼント」という言葉はメッセージだと思う。
上にも挙げたように、わたしはいろんな形でメッセージを受け取っている。
心が動いたなら、それは全てプレゼント、、。
わたしはそう受け取った。
これをもう少しわかりやすくするために
少し死生感の話をしよう。
世の中にはいろんな考え方がある。
別にどれでもいいけれど、わたしがしっくりきた考え方をざっくり書いてみる。。
わたしたちは生まれる前、すべてひとつだった。
「個」という輪郭を持たない。
もちろん自分、という輪郭もない、体も持たない。
何も感じない。
感じるための体がないから。
そこから生まれる感情もない。
そういうところから、「個」を感じるために肉体をもって生まれてきた。
楽しむためとか成長のためとか、修行とか、、、いろんな表現がされているがそれは何でもいいと思う。
肝心なのは、思いっきり生を味わうためにやってきた、ということ。
生を味わうとは、
この体を通して見たり聞いたり、触れてみたりすること。
そして、最も重要なのは、そこから生まれる感情を味わうため、ということ。
もともといた向こう側の世界のことはすべて忘れて。
それは死んでからやっと思い出すらしい。
この体で死んだことないからそれはわからんけど。笑
だからすんごいざっくりだけれど、喜怒哀楽、、人間はそのうちの嬉しい楽しいって感情はいいことで、悲しい苦しい、って感情を悪いものとジャッジしがちだけれど、そんなものもないらしい。
嬉しい楽しい!って感情を味わってるときも「うわー!いいね!生きるを楽しんでるね!」
だし、反対に
悲しい、苦しいを味わってるときも「おおー!やっとるね!生きとるね!!」って感じ。笑
そこに良いも悪いもないんだとな。
つまり、、
楽しいことばっかりしてちゃダメ!とかそんなん本当はどうでもよくて、好きなように生きたらええよ。
ってこと。
好みの問題だから。
この体を通して、この目で見て、この耳で聞いて、この口で伝えて、この手で触れて、、、
何を感じるのか?
そこからまた考えて、選んで、この体で体験して、、、の繰り返し。
生きるってそういうこと。
意味なんて何にもないよ。。。
↑死生感はちょっと仏教よりかな?
他の宗教のことはあまりよくわからないし拘りないけど、祖母の実家がお寺なので、これはそこで聞いた話も混じってる。
もう何年も前のこと。
祖母が亡くなったとき。
わたしたちはひどいものを見せられた。
もともと家族だったのに、こんなにグチャグチャに壊れちゃうんだな、、
ショックで祖母が亡くなった悲しみに暮れることもできなかった。
その出来事のあと、祖母の実家のお寺の住職からこんな話を聞いた。
(わたしたち兄弟に向かって)
おばあちゃまが亡くなってからいろいろ汚いものも見たと思うけど、、、
それも全部、贈り物なんですよ。
亡くなった方は何も感じられません。
生きているということは感じるということ。
悲しかったり悔しかったり、苦しかったとも思うけど、それも含めて全部、おばあちゃまからの贈り物。
そこから何を感じるかも、何を選ぶかも、それは生きている人の自由です。。。
そのときは、こんなに辛い気持ちを味わって、何で贈り物??と思ったけど
それから何年も経って、やっと解釈できるようになった。
さて、
今
何を感じている?
そして
これからの人生
何を感じたい?
唯一の道標はこれ。
だから心が動く瞬間はとーーーっても大事。
何気なく通り過ぎていく時間の中で生きないで。
もっと意識してみて。
嬉しくても、悲しくても、何でもいい。
「何か」を感じたならそれは全てプレゼント。
そこからあなたが何を選ぶのか、、世界はずっと待っている。
今この瞬間にも、わたしたちの周りにプレゼントは用意されている。。
そしてこのブログも、わたしから大事な人たちへ、そして読んでくれる人たちへのプレゼントなのです。笑
つづく。