センスの磨き方
彼の誕生日があって、
プレゼント何あげようかなー?と考える機会があったんだけれど、
そういえばわたし、ちょっと前までは異性のプレゼント選びとか大嫌いだったなぁ、、ってことを思い出しました。
もうね、今でこそ彼に「おしゃれだよね」なんて言ってもらえるけれど
自分では一度もそんなこと思ったことがありません。
だって、もとはといえば自分のセンスに自信が無さすぎたから。
自分はどんなものが似合うか?の前に何を好きか?ということもあやふやな時代、、
彼にどんなものをあげたらいいか?って選ぶのも苦手でした。
これも、恋人とは、、?の昔の意識設定を思い返して出てきたんだけれど、
「何かしてあげなきゃいけない人」
「プレゼントしなきゃいけない人」
だったんです、、、、、。
純粋な「してあげたい」、ではなくて
「しなくちゃいけない」だったんで、プレゼント選びなんて楽しいわけがない。笑
相手の期待に応えなきゃ💦
はずしたらどうしよう、、💦
って不安ばっかりで、苦痛でした。笑
してあげたい、と思っているつもりでも
その行動の奥には「わたしのこと大事にしてね、好きでいてね」みたいな意図があったり、、、。
そもそも自分のセンスのなさから、自分の服の買い物も好きではありませんでした。
だからつまり、、、
本当にこう純粋に
「何あげたら喜ぶかな?」って楽しく考えられるようになった自分にビックリで、、!
すごく嬉しいんです。笑
ここまでの道のりを順を追って丁寧に解説していくと実に長くなってしまうのですが
わたしは先ず人に何かをしてあげる前に、自分がどんなものが好きなのか?を知るところからのスタートでした。
すごく根本的なことなのだけれども、そもそもおしゃれって人と比べるためのものだと思ってて💦
マウンティンの材料、みたいに思ってるところがありました。
人よりおしゃれなわたし、人より可愛いわたし、、それに自分の価値を見出だしている、もちろんそんな人もいますけど
おしゃれな人って、純粋に楽しんでいるんだ!!ってことに気づいたときは衝撃でした。
それに気づけたのは長年抱えていた「何かできる人にならなきゃ」、「このままでいていいわけがない」という思い込みが外れて
楽しむために生きていいんだ!
そういう概念をやっと体感できた頃でした。
おしゃれも遊びのひとつなのか!!
そう思ったらおしゃれに対するハードルがグッと下がって
素直に楽しんでみたい!と思いが出てきました。
服にお金を使うなんてムダ!
お金使いたくないからお店にも行かない、見ない。
そもそも買えないのに見たって意味がない、、。
そう思っていたら、どれが似合うか?何が好きでどんな服を着たいか?
自分は何にときめくか?
全くわからなくなっていたのが
買えなくても楽しめればそれでいい!
そう思っていろんな服屋さんを覗いてみたり、自分がどんなものを見たらときめくのか知りたくて雑誌を開いてみたり、、
そしたらね、、
落ちきっていた感度が戻ってきたんです!!
トキメキ感度。
人よりおしゃれに見られたい、おしゃれなわたしになりたい、、
そう思っていたときには全くときめかなかったのに、純粋に、意味も求めず楽しもうと決めたら、もう楽しくて仕方がなくなりました。
それから少しずつ、お安い似合うと思った服から買い
服にお金を使う練習をしていきました。
別におしゃれであろうとなかろうと、どっちも「わたし」だったし
服にお金を使えようと使えなくともどっちでもいいんですが
色んなことを純粋に楽しみたい!と思ったときに、こんな風に軽やかに楽しめる方が自分として心地よかったので
こうなりました。
お金は大事!もっと意味のあることに使った方がいい!
そう思う人が見たらわたしは真逆の道を行っているけれど、わたしにとっての正解はこれでした。
そしてある時、去年の春頃だったかな?
もうめっちゃくちゃトキメク服に出会います。
黄緑色のピッタリとしたトップス。
ズバリ春物!って感じのちょー素敵な色で、形もしっかりしていて
これだ!と思ったのを覚えています。
しかし、もともと服にお金を使うなんて意味がない、、
そう思っていたわたしからすると
トップスで1万円は高かった、、。笑
めっちゃ迷った末に、
お金を使う練習の一貫として買いました。
そこからかな、、
服のお金に対する設定がすこーしずつ変わってきたのは。
トップスで1万円は高い、ワンピースならまだ許せる、、みたいな考えがあったんだけれど
物の値段って、そーいうことではないんだなってことを学びました。
もちろんお安い服でも似合うものは安っぽく見えないし、着るんだけれど、、
お店の人が大事に扱ってくれて、ここまで届けてくれたんだなって思えるものと
お店でしわくちゃで、半分ぶん投げられているようなお洋服、、、。
わたしは何が着たいんだろう?
大好きなものに身を包んでいるときの嬉しい気持ち、
ときめくものを身に付けているときの、キュンとする気持ち、、。
それを味わって初めて、わたしは自分がトキメク服で、大事にしたいと思える服を着よう!
そんな気持ちになれました。
昔はおしゃれな人って服を沢山持っている人だと思っていたけれど、今のわたしは少し違って
「センスがある人」だと思っています。
センス=感度だとも思っていて、まずは心の感度。
自分がどんなものに興味関心があるのか?ということをわかっている人。
自分の心の動きに敏感にならないとそれはわかりません。
本当は「あ、あんなかわいい服が着てみたい!」と思っているのに
「そんなのムダ!」と打ち消すうちに、どんどん感度は落ちていきます。
それがあった上で、自分の外見への興味関心、かな。
(こういう書き方すると自分がおしゃれで見た目にも自信がある人と捉えられかねないけど、昔の自分と比較してみての話しです💦)
こんなものを身に付けると、自分はこんな風に見えるのか、というのをよく見ている人。
どんな物を選んだら、自分は自分の魅力を引き出せるのかな??
ってよく観察している人は、どんどん感度、センスが育っていくと思う。。。
そんなこんなで今、自分はどんな服が好きで、どんなものを合わせたら
見せたい自分に近づけるのか?
それがなんとなくわかってきたのです。
鏡を見て
なんか違う、、(-""-;)
って格好のまま出掛けなくなったので、彼にもおしゃれと褒められるようになったのかな、、?
彼には信じてもらえないけれど、
わたし、もともと本当にセンスがなくって、、(*_*)
もう少しおしゃれしなよ的なこと、違う人に何回か言われたことがあります。笑
まぁ、、昔付き合ってた人たちは
わたしに似合うものを着てほしい、というよりは
理想の彼女像を押し付けている部分があったかも、、(  ̄▽ ̄)
そーいう人たちは似合ってようが似合ってまいがある意味関係ないんだろうけど、、。笑
ではでは一度、この辺で。
つづく。